雨音(House Ver.)私的曲解説。
今日は全国的に雨だったようですね。
ところで私って逃げ恥の津崎平匡さんに似てるなって思うところがあって。それは、普通に生活する分には申し分ない程度には自尊心あるけど恋愛ごとになると滅法だめなところ、なんですけど。
家族からも友達からも愛されてると思うし、恋愛的な意味でも好意をもってもらうことだってないわけじゃない。だけど、だめなんだよ。なんでかな。いや、分かってる。「好きな人に好きになってもらってない」から。しんど〜〜〜(早く曲解説しろ)
そんなこんなで、悩みは尽きないわけなんです。我ながら不器用だなおい〜〜って思いながら恋してたり、好きって何なんって自分に怒ったりしてて、そうなるとモヤモヤ止まらなくて息を吐くように「あーー人間めんどくさい」って思う。現実逃避も甚だしい。そんな時に星野源の“雨音(House Ver.)”がiPhoneから流れてきて普段ならその歌詞に込められた想いに気づけないのに、急に自分と重なって聴こえた。歌に気持ちを隠せるのほんっっとに星野源すごい。
乾いた雨の中に紛れた思い出たちの音がする
塞いだ耳の中に響いた歌に振り向いて
道の先に何があるか知らないままでも朝は来る
窓から光る明日の予告 未来はそこまで来てるから
あと少しだけ雨の音を聴く
鼻先濡れる
歌詞に2つ意味があると思ってるんだけど、まずはそのままの意味で、部屋の窓から雨を見てるのかな。時間帯は夜〜朝方。悩んでて寝付けない時に迎える朝のイメージ。なんて言っていいのか分からんけど、目に見える風景を歌ってる感じ!
それでもう1つは下のことに置き換える。目には見えない気持ちのことだから、擬人化してると思ってもらえれば。
雨の中・道 : もやもやとした気持ちや悩み
道の先 : もやもや、悩みが晴れた後
朝 : 希望
明日の予告 : 薄らと希望が見えた時
ってみると、
「もやもやが晴れた後に何があるか知らないままでも希望はみえるよ。」サビは「薄らとでも希望は見えるでしょ?未来はそこまできてるから、焦らずに今は存分に悩もう。」って私は解釈した。
乾いた雨の中に紛れた声に驚いて
道の先は道があるさまたかと呆れて春が来る
窓から光る明日の予告 未来はそこまで来てるから
あと少しだけ雨の音を聴く
鼻先濡れる
道の先は道があるさ→悩みの後はまた悩みがある
またかと呆れて春が来る→ずっとうじうじ悩んでる私に、雨の方から呆れて春を連れて来てくれる(春は門出の象徴、つまり出口?)→心配せんでも雨は止む、と。
傘を差したら 倍に刻むリズムを
窓から光る次回の予告 明日はそこまで来てるから
あと少しだけ雨の歌を聴く
鼻先濡れる
花咲き濡れる
今まで「窓から光る明日の予告 未来はそこまで来てるから」だったのに「窓から光る次回の予告 明日はそこまで来てるから」になってるってことは、この時の“今”は“過去から見た未来”にいるってことで。そして鼻先濡れるだったのが最後に同じ音で“花咲き濡れる”ってなってるの鳥肌。
伝えたいことの半分も言葉にできなかったけど、つまりは、めちゃくちゃ励まされたってことです。あーーいつまでこんなに悩まんといけんのって思ってる自分にすーっと風が入ってきた感じがする。
“急に自分と重なって聴こえる”
以前もこういうことあってブログに書いたけど、何でもない時に聴くと歌詞よりもメロディやリズムが入ってくるのに、突然歌詞が入ってくる時がある。
星野源のどういうとこが好きなのって聞かれてもうまく答えられないボキャ貧だけど、今なら答えられるよ。 せーのっ「こういうとこ!」
(完)